先輩看護師インタビュー

Interviews
職場環境、看護の質向上に 努めていきたい
師長 Hさん

入職の理由は何ですか?

私は東京へ出たいという思いがあり、就職をきっかけに上京しました。
池上総合病院に入職して約20年。看護師になってこれまでたくさんの人に支えていただきました。

師長として教育で気を付けていることは?

師長となって8年目。私は認定の管理職検定の研修を受けてから、必ず毎日心がけていることがあります。それは、「スタッフに声をかけること」です。
コロナ禍のときは関わりが極端に制限されていたため、スタッフのことが分かりにくい状態でした。見回りの際には、スタッフの患者さんへのケアや言葉かけの様子を観察しながら、積極的に声掛けをしています。新人や経験の浅いスタッフからしたら、声をかけられてウザいな!と思われているかもしれないですが、お互いに知ることが大切だと思います。これからも声掛けは大切にしていきたいです。

仕事のやりがいは?

スタッフが働いていることがモチベーションになっています。新人の成長だけでなく、新人を指導する先輩の成長も見られることもやりがいです。
スタッフの特性を見たり聞いたりした上で、仕事が苦痛にならないよう、本人に合った仕事を振り分けています。自分ひとりではできないことも、スタッフたちと力を合わせれば目標が達成できると思うので、これからも皆の力を借りながら、ケア向上に努めていきたいです。
恵まれた環境で仕事ができていることにとても感謝しています。

どんなキャリアアップを目指していますか?

師長は病棟の運営を任されており、自分の考え方、行動によって大きく左右されると思っています。自分がこうやりたいと思っていても、まずは現在の病院に必要なのかどうかを第一に考えなければなりません。自分の立ち位置を考え、どう行動していくことがベストなのか、現在模索中です。

病院としても中途採用に力を入れたいそうですが?

実際、中途採用は増えてきています。即戦力になりますし、中途採用のスタッフはさらに勉強したい、深めたいという意欲のある人が多いように感じます。スキルは個人差がありますので、これまでの経験を聞いて、身に付けている技術を確認しています。中途採用者だから教えなくても大丈夫だろう!ではなく、病院によって環境や使用する機器も違うと思うので、新人と同じように一緒にやりながら吸収することが大切なのです。双方にメリットがあるので、中途採用、大歓迎です。

当院の良いところ!アピールできるところは!?

自分が20年もここで働いてこられたのは、周りの人に支えられて、自分自身が成長できているからだと思います。人の良さを感じながらみんなと協力しながら仕事ができています。また資格、研修などにおいても、病院がサポートしてくれるため、安心して学ぶことができます。

エキスパート

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