先輩看護師インタビュー

Interview
男性看護師・副師長 郡山さん

これまで想像もしなかったような
経験を糧に。現場と上司との間に入り、
タイムリーにフォローしていく。

看護師歴15年目
男性看護師・副師長
感染症病棟 郡山さん

入職した理由は何ですか?

これまでずっと外科病棟の勤務で、もう少し重症度の高い患者さんの看護、救急・集中ケアの領域に携わりたいと思い、転職しました。地域の二次救急の総合病院であれば、その希望も叶うと思いました。以前、外部研修で当院を訪れたこともあり、ここにお世話になろうと思いました。

職場の雰囲気など、実際に働いてみた印象は?

最初に配属されたICUは患者さんの重症度も高く、閉鎖的な空間で自分がどう看護していかないといけないのかと、外からみているときよりも大変に感じながら、多くのことを学びました。4年ほどいた後、新型コロナウイルスの影響でコロナ病棟が立ち上がるタイミングで異動することに。新しいメンバーと若いスタッフも多いので、みんなで助け合いながらやっています。

仕事のやりがい

今は副師長という立場でもありますが、コロナ病棟ではよくわからないものに対峙するという、これまで想像もしなかったような経験ができていると思います。患者さんとどう関わっていくか、どう看護ケアをしていくか、課題はたくさんありますが、試行錯誤しながら頑張っています。

教育について

新型コロナウイルスに関してはどんどん新しい情報が出てきているので、資料をもらったり、勉強会を開いたりして対応していました。病棟運営に関しては師長からの指示を下ろしていきますが、現場と意見の相違がないように、間に入って補足して、現場の意見を吸い上げて上に伝えています。特殊な環境でスタッフも我慢を強いられることも多いと思うので、タイムリーにフォローすることを意識しています。

どんなキャリアアップを目指していますか?

副師長として、さらに管理的な側面を学んでいきたいと思っています。病棟自体も立ち上がって数年なので、新人教育やフォロー体制などをどうしていくか、これまでの課題を踏まえつつ、改善していきたいです。

病院の良いところ!アピールできるところは!?

大きな医療センターや大学病院とは違い、地域に根差した総合病院である、地域に暮らす人にとって一番身近な病院であることでしょうか。急性期の重症度の高い患者さんから、リハビリ、療養、地域包括病棟もあって、在宅に帰るまで幅広くみられるのが魅力です。看護実習に関しても、各病棟に指導者や臨地実習指導者講習などの研修を終えたスタッフがいるので、体制も充実していると思います。