men'sナースインタビュー

Interviews
看護部長の言葉に導かれ、 やりがいのある日々を過ごしています
集中ケア認定看護師 Hさん

入職した理由は何ですか?

結婚を機に当院へ転職しました。前職も総合病院で、神経内科病棟に3年、外科病棟に2年勤務していました。この5年間は3交代で働いていたのですが、2交代のほうが身体的にも自分に合っていると思い、当院の働き方に興味を持ちました。また、当時の看護部長から「男性なら1回はICUにチャレンジしてみなさい」といったお言葉を頂きました。この言葉が響き、当院への入職を決めました。

ICUで実際に働いてみた印象は?

総合病院で5年経験をしていたので、それなりにできるだろうと思っていましたが、実際には「今まで自分は何をしてきたんだろう」と打ちのめされました。崩壊した、まさにそんな気分でした。しかし、やらなきゃと逆に強く思いました。看護師になってから一番勉強したのが、当院に転職してからのICU1年目でした。なかなかこの年になって勉強するというのはなかったので、とても貴重な経験でした。
看護師になって8年目、ICU3年目に突入した時に少し自立できるようになったかなと感じることができました。集中ケアの認定も終了し、患者さん一人に向き合うことができるようになり、やりがいも感じています。

ICU看護で大切なことは?

患者さんの容態を理解しながらは当然ですが、そのご家族にも目を向けてケアすることを大事にしています。ICUという言葉はご家族の方も衝撃を受けるので、いかに和らげて受容できるように持っていくかが大切です。若い人たちにも、学んだ知識を活かしながら関わるというところを意識して指導しています。

研修を受けたときのバックアップは?

授業料は全面的に援助して頂きました。当院は、資格を取ることに対して積極的にサポートしてくれるため、交通費も、給料も出ます。私は家庭をもっているため、とても助かりました。勉強をしてみたいという人には、チャレンジしやすい環境だといえます。

どんなキャリアアップを目指していますか?

現在は副師長であり、今後は後輩の指導をふくめ実践を通した教育をしていきたいです。認定看護師の使命でもある「実践・教育・指導」の3本柱を意識してキャリアを積み重ねていかなければいけないと思っています。学校から戻って半年になるのですが、学んだことが発揮できているかというとまだまだです。学んだことを発揮しながら、実践者としても管理者としても、さらに上を目指したいです。

当院の良いところ!アピールできるところは!?

当院は総合病院として、急性期、慢性期、回復期、療養病棟もあるので、自分が合わなければ他の病棟を経験するというシフトチェンジができるのが強みです。資格に関しても支援が大きいので、自分の力が発揮しやすい環境が整っています。