病棟紹介

A館

8A病棟(整形外科メイン急性期病棟)
整形外科をメインとした口腔外科・糖尿科の病棟です。整形外科は手術後は早期からリハビリテーションが中心となりますので、リハビリスタッフと連携し急性期から亜急性期を扱い、以後は地域包括ケア病棟へ転棟・回復期リハビリテーション病院に転院していくための支援を行っています。口腔外科は口腔がんを中心とした患者さんが入院しています。糖尿科はインスリン自己注射の教育目的の患者さんが入院します。各疾患の病期に合わせた看護を提供しています。
7A病棟(回復期リハビリテーション病棟)
2023年4月より、回復期リハビリテーション病棟として新たにスタートしました。急性期治療が終わった患者さんが、他の病院へ転院することなく当院で引き続きリハビリテーションを受ける体制が整いました。厚生労働省によって疾患ごとに入院期間が決められていますので、集中したリハビリテーションの実施と退院後の生活を見据えた環境調整や生活指導を行い、安心して退院できるようチームで一丸となって対応しています。回復していく患者さんを看護するのは、とてもやりがいがあります。
6A病棟(内科系急性期病棟)
消化器内科、総合内科、腎臓内科の内科系病棟です。急性期から終末期まで幅広い病期患者 入院しています。緊急の検査対応などにも対応するため、様々な検査や治療に対応しており学びを進めていくことができます。スタッフは優しく穏やかで頼りになる看護師がそろっています。毎年新人看護師はしっかり成長しています。
5A病棟(療養病棟)
慢性期から終末期の透析治療を必要とする患者さんが中心に入院している病棟です。長期療養を必要とする透析患者さんが多いため、ACP(アドバンス・ケア・プランニング)の話し合いを患者さんの意思を尊重しながらご家族とともに行われ、ケアにかかわるスタッフの間で共有される体制となっています。まごころ看護を目指しています。
透析室
ベッド数43床+個室1床をもち、透析導入から慢性期の透析患者を受け入れており、シャントPTA治療やシャント造設手術にも対応しています。月・水・金曜日は夜間透析を行っていますので、準夜勤務があります。透析室には臨床工学技士が多く配置され協働した体制ができておりコミュニケーションが良好です。透析患者さんは長期的な治療を必要としますので、在宅療養環境の支援にも関わり地域と連携した看護を提供しています。
手術室
幅広い外科系診療科の手術を行っています。多様な手術に対応しているため、臨床工学技士や放射線技師など多職種による業務共有・分担がされています。また中央材料部門は専門スタッフを配置し対応しているため業務の効率化を図り、看護師は看護業務に集中できる環境となっています。
新人看護師は消化器外科、整形外科から学び始めるスケジュールでサポート体制を組みOJTが進められています。様々な診療科手術と緊急手術にも対応しているため幅広い知識と技術を習得できます。学ぶ前向きな姿勢がそのまま自身の成長につながりやすい部署です。

B館

7B病棟(地域包括ケア病棟)
地域包括ケア病棟としての機能をもつ病棟です。一般病棟で急性期治療を終えた在宅療養困難の患者さんが入院する病棟です。リハビリテーションを積極的に行い、安心して自宅療養できるよう必要な支援を実施しています。病棟の看護スタッフに加え退院支援看護師、MSW、OT/PT/ST、薬剤師、管理栄養士などのスタッフによるチーム医療を推進しており、患者さんとご家族の不安や疑問にお応えして、安心して退院していただくための支援体制ができています。
6B病棟(外科系急性期病棟)
外科・心臓血管外科・泌尿器科・呼吸器外科の外科全般を扱う病棟です。周手術期をメインとし化学療法・緩和ケア対象の患者も入院しており、様々な病期の看護を学べるのが魅力です。求められる知識は幅広いですが、学ぶ機会が多いことで知識や技術が身につきます。多職種コミュニケーションも良好で風通しのよい環境です。心に寄り添うことを大切にし、患者さんが安心して入院生活を送れるよう努力しています。
5B病棟(脳外科系急性期病棟)
循環器内科・呼吸器内科・脳神経内科・脳外科を扱う病棟です。循環器内科は心臓血管カテーテル検査と治療、アブレーション治療の患者さんが多く、心臓ペースメーカー治療も実施しており短期入院の患者さんが多いのが特徴で、心臓リハビリテーションも行われています。また脳血管疾患は入院期間が長めになりますが、リハビリテーションスタッフと連携したケアが学べる特徴があります。退院後の生活を見据えた早期介入を心がけています。
4B病棟(循環器系急性期病棟)
急性期一般の循環器内科・心臓血管外科病棟でしたが、2020年から感染病棟として再編成され、新型コロナウィルス陽性患者および疑い患者を受け入れています。感染病棟であることから、感染症が重症化するかもしれないという患者の不安が少しでも解消し、安心して入院生活が送れるようコロナ禍の「よりそう看護」を日々実践しています。多肢にわたる疾患に対応する幅広い知識と技術が必要ですが、適切な感染予防対策を講じ、スタッフが一丸となって奮闘しています。
CICU(集中治療室)
集中治療室では、術後の患者や生命の危機がある患者を受け入れ、専門的かつ高度な医療の提供を行っています。当院のICUは、心臓血管外科、消化器外科、循環器内科の入室が多くなっています。急激な侵襲下で様々な生体反応を示す患者に対し、集中ケア看護を実践するとともに、医師、コ・メディカルと協働したチーム医療の提供、気管内挿管患者の歩行訓練等のリハビリも積極的に実施しています。教育体制も充実しており、スタッフ間のコミュニケーションも良好で、OJTによる日々成長できる環境となっています。
救急外来・救急病棟
東京都指定二次救急医療医療機関としての役割を担い、東京都CCUネットワークおよび急性大動脈スーパーネットワーク加盟しており、24時間体制で緊急心臓カテーテル検査や治療、緊急手術等に対応しています。MEや放射線科、手術室、ICUとの連携体制ができており多職種チームで患者の救命に対応しています。救急という特徴から多様な疾患や病態の患者が搬送されるため、様々な症例と検査や治療、必要な看護を学ぶことができます。