men'sナースインタビュー
Interviews- やりたい道を進むため 常にチャレンジしています
- 副師長 Kさん
現在の業務内容を教えてください
救急病棟で勤務しています。救急は、一般病棟とは全然違うと感じています。受け入れる対象も、医師ともやりとりが必要で救急隊ともやり取りしないといけません。当院の特性なのかもしれませんが、ひとり暮らしの方や高齢者が多いため、受け入れ時には家族背景や生活背景なども想像しないといけません。病院自体は、地域に対する窓口として救急に重きをおいているところなので、最前線に立てているというのはありがたいと思っています。カテーテルや内視鏡など、夜間の緊急は救急の看護師が対応する形になります。
自分も全てを完璧に出来ているわけではないと感じることもあるため、日々勉強を続けています。
新人の入職はありましたか?
現在、救急病棟内での教育体制を整えようと動いているため、来年度の新人の入職に期待しています。受け入れても定着しないと意味がないので、定着を目指しています。新人さんもしっかり育っていけばいろいろできる仲間が増えるので、「育てる教育」をしないといけないと思っています。
副師長になり、課題の改善はしていけましたか?
救急に異動して副師長になり、そのまま所属長になってしまったので「何をしたらいいの」というところから始めています。スタッフの思いをどう吸い上げていったらいいのか、というのは主任時代から所属長に変わっても同じです。まずは現場のことを知らないといけないと思っています。今の自分たちにできることは何だろうか、というところを、周囲の意見を真摯に受け止めながら進まなくてはいけません。
今後も救急でやっていく予定ですか?
実は年度内に、再び異動の予定です。次は7Bの地域包括病棟に配属されることになりました。現在の救急の主任はこのまま救急に残りますので、引き継いでいく感じです。主任は救急歴が長いので、安心して任せていけると思っています。
次の地域包括病棟ではどのようにしていきたいですか?
私自身、地域包括医療を経験したことがないため、今からいろいろと情報収集をしています。急性期や外来業務的なところより、退院から退院後の生活を見据えてどうやってケアしていくのか、本人や家族の意向を調整したりする環境で病棟業務をやりたいと思っていました。ゆくゆくはそういうところへ行きたいという話はしてはいたので、今回の異動はありがたいと思っています。「いろいろ見てこい」ということなのだと思っています。
医療はどんどん専門細分化していっているのですが、地域包括医療は入院中から退院後の状況まで継続した医療を提供する場でもあるので、ゼネラリスト的な視点を養うためには、良い経験ができるのではないかと密かに期待しています。