men'sナースインタビュー
Interviews- スタッフ同士で意見を 言いやすい環境を目指す
- 副主任 Sさん
入職の理由は何ですか?
当時は男性看護師会というものがあり、男性でも働きやすい環境ではないかと考え、当院へ見学に行きました。 男性看護師がいることとあわせ、実際に病棟を見学した際の雰囲気の良さも、当院入職の決め手になりました。今では各病棟に1人以上は男性看護師がいる状況で、その母数も当時より増えています。
実際に働いてみた印象は?
入職して最初に配属された病棟は男性の師長でした。学生の実習とは違い、患者さんの命を預かるという場面でわからないことも多く、先輩にも相談しやすい雰囲気があったので精神的にも助けられました。恵まれた環境、サポートのおかげで、今まで看護師としてのキャリアを重ねていくことができていると思います。
また、2年目研修、3年目研修とあったので、学び続ける機会があります。研修では同期で集まるため、それぞれ抱えている悩みや他の病棟の話も聞けて、同期の繋がりの大切さを感じつつ、よい刺激となりました。
どんなキャリアアップを目指していますか?
現在看護師8年目、副主任として働いています。新人や経験の浅いスタッフのよい見本となれるように、背中を見せていきたいです。1年目のときは男性看護師が師長であったこともあり、意見が伝えやすい恵まれた環境でした。このように新しく入ってきたスタッフが上司に意見を言いやすい環境を作ってあげることが中堅の立場でもある僕の役割なのかなと感じています。
以前リモートで受けた「実習指導者講習」と「看護管理者研修」はコロナ禍だったこともあり、学んだことをすぐ活かせる機会がありませんでした。今年11月に学生が来院する機会があり、そこで研修で学んだことが大いに生かせるのではないかと私自身も楽しみにしています。
看護は一人だけが頑張ってもケアの向上になかなかつながらないと思います。病棟全体で患者さんに合ったケアを考え、提供していく必要性があることを一人ひとりが意識し、スタッフ間で意見が言い合える状況を作っていけたらいいなと感じています。
教育する立場としてはどうですか?
教育することは難しいです。私はよく新人さんに、何でも話せて相談できる、看護をまねしたい尊敬できる先輩、親しみやすい先輩を見つけるといいよ、と伝えています。
一方、僕自身は自分より年上の看護師への指導に戸惑うことも多く、もっと自分が視野を広げて指導していかなければいけないのかなと感じています。
プライベートは?
結婚して子どもができ、自分中心の生活から、家族中心の生活になりました。仕事と休みの両立はしっかりとできています。時短などの働き方についても、師長に相談でき対応してくれますので、安心して働くことができます。