先輩看護師インタビュー

Interview
看護師歴14年目 橋本さん

管理者としてスペシャリストとして、
さまざまな経験をさせてくれた
病院に還元していきたい。

新卒入職15年目
副師長
CICU(集中治療室) 橋本さん

入職した理由は何ですか?

以前の病院ではいろんな患者さんをみられたらいいなという漠然とした思いから、一般病棟で5年ほど働いていました。それから、家庭の事情もあり転勤をして、池上総合病院が家からも近かったこともあり、見学面談を通して入職を決めました。また、看護部長から「集中治療を一度経験してみるのもいいよ」と言われて驚きもあったのですが、一度やってみてもいいなと思い配属希望を出しました。

職場の雰囲気など、実際に働いてみた印象は?

入職してからは、まずICUに配属となって働いていたのですが、当初は看護師6年目なのにこんなに何も知らずに看護していたんだなと痛感しました。それからは病態を含めて深く学ばなければならないと考え、新人のときのようにみっちり勉強し直しました。その間に役職がつく兼ね合いもあり、病棟や救急外来も一時的に経験しましたが、集中治療における看護のやりがいを感じてまた戻ってきました。

仕事のやりがい

ICUでは勉強すればするだけその分返ってくるものがあるので、この経験があればどこでもやっていけるという自信にも繋がりました。ICUと病棟と、救急外来も経験したので、それぞれによさがあると思っていて、そのよさを知っているのが自分の強みでもあると思います。

研修や資格に関して

私が以前いた病院では、新人のころはとにかく先輩にきつく当たられて、毎日泣きながら仕事に行っていました。それを反面教師として、そういうことは絶対にしないというのが根本にあります。さらに、今の学生さんや新人看護師さんには褒めることが大事、いいこともしっかりとフィードバックすることを意識しています。どんなに忙しくても話を聞く姿勢を持ち、相談しにくい雰囲気を出さないように気をつけています。

どんなキャリアアップを目指していますか?

現在は認定看護管理者のファーストレベルを修了しています。今後はセカンド、サードレベルとあるので、そちらもゆくゆくは取っていくことを考えています。また、池上総合病院のような中小規模の病院は、管理者であってスペシャリストであることもどちらも期待されているところが大きいです。そのため現在の職場の師長のように、集中ケア認定看護師としてスペシャリストの資格を持ちながら管理者となるところを自分も目指して、引き継いでいきたいと思い描いています。これまで本当にさまざまな経験をさせてくれたので、病院に還元していきたいと思っています。

病院の良いところ!アピールできるところは!?

総合的にいろんな患者さんをみられる病院であることが、一番のアピールポイントだと思います。急性期病棟から療養型病棟、回復期リハビリ病棟もあり、集中治療室でも心臓血管外科の分野においては都内でも手術件数は多いほうですから、この規模の病院でさまざまな経験ができるのはポイントです。また、自分の力で看護したいという熱い思いがある人にとっては、すごくいい環境だと思っています。職場の雰囲気もいいですし、心理的安全性が高いところも長く働き続けるためには大事なことです。