先輩看護師インタビュー

Interview
整形外科病棟所属 斎藤さん

やっぱり諦めきれずに上京。
日々の看護やケーススタディを通して、
幅広く知識や技術を身に着けていきたい。

ICU
4年目 橋本さん

入職した理由は何ですか?

コロナ禍ということもあり、地元の大分県内の病院から内定をもらっていたのですが、やっぱり県外に出たいと思い国試後に方向転換しました。初めての土地でも寮があり、2年ずつの交代で内科と外科、どちらも経験できるのがいいなと思い、決めました。

職場の雰囲気など、実際に働いてみた印象は?

希望ではありますが、まさかICUに配属されるとは思いませんでした。入院疾患も幅広く、生死をさまようような患者さんもいて、大変なこともあります。だけど、一人ひとり患者さんと関わる時間は多く、病棟では見ないような処置や機械を使い、さまざまな経験ができているのは良かったと思います。

仕事のやりがい

ICUの患者さんは、集中治療が必要なくなれば病棟へと移ってしまうので、元気になって退院する姿を見られるわけではありません。それでも、人工呼吸器を長いことつけていた患者さんが抜管し、「ありがとうございます」と初めて声を聞いたとき、心から本当に良かったと思うことがありました。

教育について

患者さんへの接し方や接遇などの基本的なことは、新人プログラムの集合研修で教わりました。また、ICUでは年間の教育スケジュールのようなものがあり、今月は外科、来月は呼吸器などと組み立てられていてわかりやすいです。1年目の後半にはケーススタディを通して、文献を読み込み、勉強になることが多くありました。

どんなキャリアアップを目指していますか?

1年間で身に着けたのは基礎的なものになると思うので、さらに専門的な知識や技術、アセスメントなども深めていけるように頑張りたいです。また、社会状況によって現場は変わるかもしれませんが、特定の科の勉強に限らず、いろんなことを先輩から学んでいきたいと思います。

プライベートの過ごし方は?

寮の共有ルームで同期たちとご飯を食べたり、仕事終わりで出かけたり、勉強するなどしています。友達や家族とは離れていますが、地元の友達も何人かこっちにいて、母も遊びにくるので嬉しいです。夜勤明けの2連休なら地元に帰ることとも。忙しくて疲れて余裕がないときは、買い食いすることもありますが、基本的には自炊を頑張りたいと思っています。

病院の良いところ!アピールできるところは!?

同期同士でも人間関係が悪い話はあまり聞きません。総合病院なので、特にICUはリハビリ職種や臨床工学技士さんなどいろんな人と関わるので、職種の壁を超えたチームワークがあります。地方から来る人にとっては、羽田空港が近い(電車で30分ほど)のも便利かと思います。