先輩看護師インタビュー

Interview
療養病棟 5年目 斎藤さん

自分の生活スタイルに
合わせた働き方と、
看護師として学べる環境がある

看護師歴約40年目
池上総合病院歴5年目
療養病棟 佐藤さん

入職した理由は何ですか?

私は親の介護で看護師の仕事を2~3年離れていましたが、介護が一段落すると自分でも何をしたらいいかわからなくなりました。そんな時に夫から大田区の復職支援プログラムがあることを教えてもらいました。もともと長男が大田区に住んでいたので、今後のことを考えると同じ地域にいたほうが良いと思い、大田区に引っ越してきました。池上総合病院で1週間の復職支援の講義を受けながら実際に病棟の見学もでき、雰囲気を知ることができたのでこちらの病院で復職することに決めました。見学したときに、働く看護師の方の白衣が綺麗だったのが印象に残っています。

職場の雰囲気など、実際に働いてみた印象は?

新人のころは病院の手術室、小児科、内科などで働いたことがあったのですが、最後は訪問指導でしたので病棟勤務はあまり経験がありませんでした。また病院で働いていた時期から時間が空いてしまっていたため、学びなおす必要もありました。eラーニングの学習ツールを使い、基礎から勉強しました。看護の基礎的なところは昔とあまり変わってはいませんでしたが、受持ち制だけではない機能別などの看護師の働き方、医療機器の使い方などは実際に実践しながら、わからないことは現場の看護師に質問して覚えていきました。初めて使う機器はみんなで勉強をし、マニュアルを作るなど大変な中でも、かなりやりがいがありました。

これまでの働き方の変化

子供が小さかった頃は病棟で働いても夜勤ができず、また発熱等で度々休むのも申し訳なく思い、転職をして区役所健康課の看護師として訪問指導をしていました。30~40代の一番看護師として自信がついてきた頃でしたが、同時に子育てが大変な時期でもあり、家族の協力がなかなか得られず厳しい状況でした。それでも小児科病棟での経験が子育てに役立ち、その後の訪問指導の経験も両親の介護に活かすことができました。このように自分の生活様式に合わせて勤務をしてきました。

現在の働き方

現在は週3回、1日5時間のシフト勤務で働いています。コロナ禍でスタッフの休みが重なってしまったときには、職場から相談され週に5日出勤したこともありました。入職したばかりの頃は、「1年くらい働けたら・・・」と思っていたので、こんなに長い期間働けるとは思っていませんでした。病棟では自然と動き回るので、最近では通っている整形外科の先生に「筋肉量が増えたね。何か始めたの?」と聞かれ、健康的だと褒めていただきました。

病院の良いところ!アピールできるところは!?

私は学べる環境が整っていることが池上総合病院の良いところだと思います。教科書を買って継続的に勉強することはなかなか難しいことですが、eラーニングは何度でも繰り返し学習することができ、いつのまにかわかることが増え、看護や医療の面白さまで味わえるようになります。また病棟には同じように復職支援プログラムで復帰した看護師の方がいるので、色々と教えてもらいながら一緒に働けることもモチベーションアップにつながっています。