先輩看護師インタビュー

Interview
男性看護師・主任 関谷さん

男性看護師がいる安心感は魅力。
実習指導者として新人に寄り添い、
更なる体制強化に貢献したい。

看護師歴9年目
男性看護師・副主任
4B病棟 関谷さん

入職した理由は何ですか?

以前は男性看護師会というものがあり、男性でも働きやすい環境ではないかと考え当院へ見学に来ました。 男性看護師がいることとあわせ、実際に病棟を見学した際の雰囲気の良さも、当院入職の決め手になりました。今では各病棟に1人以上は男性看護師がいる状況で、その母数も当時より増えています。

職場の雰囲気など、実際に働いてみた印象は?

入職した病棟は師長が男性でした。学生の実習とは違い、患者さんの命を預かるという場面でわからないことも多く、先輩にも相談しやすい雰囲気があったので精神的にも助けられました。こういったサポートのおかげで、今まで看護師としてのキャリアを重ねていくことができていると思います。また、2年目研修、3年目研修とあったので、学び続ける機会があります。研修では同期で集まるため、それぞれ抱えている悩みや他の病棟の話も聞けて、同期の繋がりの大切さを感じつつ、いい刺激をもらってました。

仕事のやりがい

今の病棟では、自分と同じ年齢層の30代のスタッフが多いので働きやすいです。同期も同じ病棟に2人いるので、頑張れています。特にコロナ禍では、最初の頃は何もわからない状況も続き、看護師としてできることが少なく、手探りで対応していました。しかし、徐々にウイルスの特性や、対処方法がわかってきて、面会ができないなかでもテレビ電話に繋いで家族と話をしてもらう機会をつくるなど、できることが増えていったことはやりがいを持って取り組めました。少しでも患者さんや家族の希望を叶えられるようになったのは、嬉しいです。

仕事で大切にしていること

中堅以上になっても、看護師1~2年目のときの気持ちを忘れてはいけないと思っています。副主任となって看護師2年目に向けた研修を担当した際に、1年目の看護師が抱えている気持ちを忘れかけていることに気付きました。看護師は患者さんのことだけみていればいいわけではないので、チームとして、特に1~2年目のスタッフがどうしたら働きやすくなるのか、病棟のスタッフ全員で考えていかなければと思っています。

プライベートの過ごし方

自分は、家に帰って好きなものを食べるとネガティブなことは忘れてしまう性格です。また、一度ハマると長期的に続けてやりたくなる性分なので、新卒の頃はジムに通ったり、最近では親や友達とゴルフに行ったりしています。休みの日はなるべく仕事のことは考えずに、しっかり休むようにしています。

どんなキャリアアップを目指していますか

最近は「実習指導者講習」と「看護補助者の更なる活用のための看護管理者研修」に参加しましたが、今後も看護師としてさまざまな知識を身につけて、院内の中で活躍できるフィールドを広げていきたいと考えています。自分の得意・好きな分野を深く掘り下げて伸ばしていくこと、スペシャリストとしてのキャリアを模索中です。