認定看護師を目指したきっかけ

クリティカルケア看護の対象は、内科系、外科系、発達段階を問わず、複雑な病態を示す急性重症疾患や症候群の患者さんたちです。 急性に変化する病態の中で、それに直面した患者・家族はとてもストレスを感じ不安を抱えて入院生活を送られています。 CICUに勤務して、そのような重症患者さんと関わる中で、クリティカルケア看護の根拠をもって、自信をもって看護ができる看護師になりたいと思ったことがきっかけです。

集中ケア認定看護師として

緊急入院された患者さんの早期回復と患者さんご家族の支援を行っています。
集中ケア領域では、突然の発症で生命の危機的状況にある患者さんを看護しています。急性に変化する病態の患者さんとそのご家族はとても大きな不安を抱え入院生活を送られており、特殊な治療下でも安心して医療が受けられるように情報の提供、患者さんご家族が望む治療ができるように意思決定支援を行いながら、よりよい看護の提供を目指しています。
集中治療室では、医師、看護師、臨床工学技士、リハビリスタッフ、薬剤師、栄養士がチームとして協働し、多角的視点から包括的に支援をしています。患者さんの早期回復に向けてチームで取り組めるように、認定看護師として他部署との調整も行っています。

活動内容

1. 生命の危機的状況にある患者さんの看護に対する実践、教育、相談
2. 人工呼吸器装着患者のチューブ管理についての相談
3. 呼吸不全患者のアセスメントと呼吸理学療法
4. 周手術期患者の早期離床について
5. 院内入院患者さんのフィジカルアセスメント関する相談
6. 院内の集中ケア領域の研修の実施等を実践しています。